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技術士のことを考えてみる [資格]

技術士は科学技術分野における最高難度の国家資格といわれています。
科学技術に関する高等の専門的応用能力を有し、その能力で適正な業務を行って科学技術の向上と国民経済の発展に貢献できる者、それが技術士です。

・・・技術士法に準拠すると上記のとおりなんだけど、色々と思うことはある。
いや、心掛けてますよ(^_^;

まぁ、それは置いといて、確かに難しい試験だと思う。
まず一次試験に合格しないといけないし、二次試験は大体合格率10%前後だ。

でも、いる所には一杯いるのですよ技術士。
大手コンサルさんは、国交省の打合せに10人ぐらいの団体さんでやって来たりするけど、全員技術士だったりするし。
スパーゼネコンさんに至っては、保有者数が千人超えているしね。

で、昨晩ふと思い立って県内の技術士を調べてみた。
県内技術士数と比率

まず以外だったのは、地質調査業なのに応用理学部門(地質)が少なく(6%)、知っている人だけだったこと。
地質調査は地質調査技士があれば仕事ができるので目指す人がいないのだろうか?

次に以外だったのは、建設部門(土質及び基礎)が思ったより多いこと(20%)。
社内ではあまり評価されない分野だったし、どちらかというと施工業者向きと思っていたので。

地質調査業と言いつつ、建設コンサルタントも多いので河川、道路、鋼構造が多い状況である。

実際の人数は、交流のある技術士が10人程度、仕事で知っている人を含めると40人弱ぐらいなので、予測人数の55人は妥当かなと思う。

県内企業の技術士登録者数が大体1割程度。
前職の県外中堅コンサルタント(従業員120名程度)で14%。
ALLジャパンの大手コンサルタントS社(従業員350名程度)で40%。

多いか少ないか、よく分からない。結局いる所には一杯いるとしか言い様がない気がする。

ちなみに他の登録資格者数(地質調査業協会所属)

技術士(総監部門)  24人
博士          2人
技術士補       83人
RCCM        183人(地質7、河川47、道路78、鋼構造26ほか)
地質調査技士     83人
地質情報管理士     3人 (少な!)
測量士        179人
測量士補        68人
一級土木施工管理技士 152人
二級土木施工管理技士  61人
一級さく井技能士    8人
地すべり工事防止士   6人
コンクリート診断士   26人

建設コンサルタント主体なのに、何故か一級土木施工管理技士が多い。
施工業者から流れてきたのかな?

3種兼業も多いので測量士も多い。

一級土木と一級さく井を持っているけど、この業界では使いどころが無い。
地質情報管理士の少なさはびっくり。
電子納品運用ガイドラインで推奨されているのに。


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