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レンズの話 [カメラ]

2020年の総括もかねてレンズのお話。

2020年、本来であれば、卒業式・入学式、ピアノ発表会、部活に運動会とカメラが活躍する機会が多かったはず。
しかし、コロナ過で出番が激減。
仕事でも点検系が多かったので、リコーのWG-5、ニコンのW300などのタフネス系GPSデジカメが主体だった。
秋頃に踏査の機会があり、そのときの撮影時の不満からRFレンズが欲しくなり、RF24-105mm F4-7.1 IS STMを購入。
その際にEOSRも大分進化していることを知り、RF24-105と一緒にアレコレ撮りたくなったのが前回までのお話。

何回か踏査や野外撮影をした感想などをまとめようと思う。
【メリット】
・外観
 専用レンズなだけあって、EOSR装着時のバランスや目ためは良い。
 EFレンズはマウントアダプタの分、見た目も取り回しも不満がある。

・ズーム範囲
 24-105mmのズーム範囲は、日常的な使用で困ることは少なく、慣れ親しんだEF-S18-55mm(フルサイズ換算 29-88mm)に近いため使いやすい。

・小型・軽量
 軽いは正義

・コントロールリング
 露出補正を割り当てているけど、屋外で雲や木立など明るさがコロコロ変わる場合に便利。

・暗所でのAFと解像度
 暗所でのAFはあまり迷わない印象がある。ISもあるので結構ちゃんと解像している。

【不満な点】
・広角
 APS-C時代も広角に不満があり、一時期EF-S10-18mmが猛烈に欲しかった。
 24mmの画角は、スナップ写真ではあまり問題とならないと思う。
 足りないと思えば自分が動けば良いし。
 ただ、踏査時は「体を引いたら谷底」みたいな場所が多く、這いつくばって撮影する時もあるため、もう少し広角が欲しい。

・歪曲
 高倍率ズームレンズのため歪曲はあるだろうと思っていたが、最近のカメラ内のレンズ光学補正が優秀のため問題ないと思っていた。
 コア写真撮影時、今まではEF17-40F4Lで中間域の28mmで撮影し、光学補正Onで歪曲は気にならないぐらいに補正されていた。
 RF24-105の中間域は65mm、この画角では収まりきれないため、35mmで撮影した結果、樽形の歪曲が目につく。PhotoShopで補正可能な程度だけど、連続コア写真を作成する時に一手間加わるのは不満。
 このレンズは、カメラ内のレンズ光学補正のon/offが出来ないため、補正が無かったら盛大に歪曲しているはず。

・後玉
 後玉の露出が結構大きい。野外でレンズ交換する時は少し気を使う。

・色合い
 これは好みの問題かもしれない。
 RF24-105はハッキリ解像するけど、色合いはEF17-40F4Lの方が好きかな。
 カリカリな描写を望むなら、シグマの方が突き抜けているので良いかも。

RF24-105mm F4-7.1 IS STMは、スナップ目的なら文句なくおすすめ。
軽いし、瞳AFもちゃんと効く。

ただ、自分の用途(特に踏査)では、まだEF17-40F4Lかな。
CANONさん、早くRFの17-40mmF4Lか、15-35mmのF4L版を出して下さい。
 
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